〼(ます)健の備忘録

置き去りにしてしまいそうな好奇心を残せたら良いな。

区間エントリー予想:國學院大學

次は赤丸急上昇中のこの大学。

 

【エントリーメンバー】

江島4、小中4、芹沢4、長谷4、蜂屋4

青木3、浦野3、田中3、土方3、茂原3

臼井2、木下2、田川2、森2

殿地1、藤木1

 なんだかんだハーフ64分の記録を持っている稲毛、中山が外れ、上尾ハーフで大学上位だった殿地や森が入ったことを見ると、実績よりも最近の調子で選出されたか。

 

区間配置予想】

臼井−浦野−青木−土方−江島

芹沢−茂原−藤木−長谷−蜂屋

 

 区間予想については「山」と「序盤」をどうするか、という各種メディアが共通して打ち出す課題がそのまま予想の難しさに直結している印象…そこを中心に考えてみる。

 まずは序盤。1区は全日本と同じく臼井と予想。というのも、そのあとに控える「三本柱」が全員、追う展開でもそれなりに戦えるためだ。全日本こそ失敗したが、後ろに「三本柱」がいるという安心感があれば本来の高いポテンシャルを発揮できるのではないだろうか。三本柱については、絶対的エース浦野は満を持して2区。國學院鬼門の3区で昨年好走しずっと3区に意欲を燃やしている青木を3区。そして昨年4区3位の土方を再び4区に置く。これでトップグループに近い位置につける可能性があるのではないだろうか。

 そして山について。雑誌情報では江島の起用が濃厚だが問題はどちらに入るか。江島本人は5区を希望している一方、指揮官は昨年度「60分を切れる」と称している。迷った挙句、江島は上りと予想。下りの候補に黒姫駅伝の下り区間と上尾ハーフで好走した芹沢がいるのも大きい。

 残りの復路は、重要度が高い7区に成長株の茂原、かつて吾妻や蜂須賀といった有力ルーキーの登竜門となった8区に期待のルーキー藤木、9区10区は長谷、蜂屋という叩き上げ4年生、というように予想する。

 

 実のところ、筆者は88回大会「5区寺田」の力強い走りに惚れて國學院を密かに応援しているのだが、その時以来のシード権がありえそうな陣容を誇る今年度。久しぶりのシード獲得なるか。