〼(ます)健の備忘録

置き去りにしてしまいそうな好奇心を残せたら良いな。

箱根駅伝順位予想

 いよいよニューイヤー駅伝も終わり、箱根駅伝を迎えるのみとなったお正月。順位を簡単に予想していこうと思う。

 

①往路順位編〜上位争いのみ〜

1位:國學院大学

2位:東海大学

3位:駒澤大学

4位:東洋大学

5位:青山学院大学

 ひいき目が若干あるのも承知だが、このように予想した。

 往路の5強の戦いのイメージとして、4区までで駒澤、少し開けて東洋と青山学院が抜け出し、1分~2分差程度で東海と國學院が同時スタートで追う、という展開を想定した。東海が2区、國學院が4区に不安要素があり、他の3校にはそのような不安要素を感じなかったためである。その中でも駒澤が1区で区間賞争い、2区は先頭集団で踏ん張り、田澤の入る区間で一気に抜け出すという戦術をとって4区までで先頭を走るのではないか。青山学院と東洋は駒澤ほど強力ではないものの、4区までで穴のない布陣を組めていることから東海・國學院より前でタスキを渡すのではないか。

 そして問題の5区、東海西田が70分中盤、國學院浦野が70分を切るかどうかのタイムを出すと想定すると、経験のない青学飯田、東洋宮下は対抗できず、駒澤伊東は72分を切るかどうかのタイムで登るとしても追いつかれるのではないか。ということで、このような予想とした。

 ここに記入していないが侮れないのが早稲田と東京国際。早稲田は平地でいうと東洋・青山学院よりやや遅れるくらいの位置で推移できると予想する。また、東京国際も、伊藤および留学生でのアドバンテージ如何では4区終了時点で駒澤に肉薄している可能性がある。

 

②総合順位〜5強編〜

1位:東海大学

2位:駒澤大学

——

3位:東洋大学

4位:青山学院大学

——

5位:國學院大学

 選手層および上記のシミュレーションを受けて復路を考え、駒澤が6区を起点に一度東海に追いつき、そこからは復路8〜10区メンバーの差でジリジリ広げられる、という展開を予想する。

 3位争いはそこから少し離れて東洋・青山学院のマッチアップとなるが、東洋が昨年度に比べて層を厚くしている点、今西・定方の存在から優位に立てるだろう。國學院はやはり8区以降のメンバーに力不足な印象があるため、こうした優勝・3位を争うチームに飲まれるのではないか。とはいえ、往路優勝のアドバンテージでそのほかの大学からは逃げ切れるはずだ。

 

③総合順位〜シード圏〜

6位:早稲田大学

7位:帝京大学

8位:東京国際大学

——

9位:中央学院大学

10位:日本体育大学

11位:順天堂大学

12位:法政大学

OP:関東学生連合

13位:日本大学

14位:創価大学

 ここまでがシード権争いのメインとなる大学。とはいえ、上位3大学と9位以下はそれなりに差がつくとみていい。早稲田と東京国際は前述の通り往路でいい位置につけることができる大学、一方で帝京は復路でジリジリ詰め寄ることのできる大学。早稲田は帝京の猛追を逃げられるだけのランナーを揃えている印象があるので、この順位とした。

 9位以下は本当に迷った。頭一つ抜けている印象があるのは往路でいい形のレースができそうで、有馬・石綿と前哨戦でいい走りをした2名を補欠に残している中央学院。そのほかは本当に横一線だが、個人的には日体大の調整能力・および中川翔太を10区に起用した戦略を評価し、最後の1枠を日体大と予想した。11位予想の順天堂は僅差で、終盤区間で粘りが効かなかった前哨戦の戦いぶりを考慮する形となった。

 12位以下は復路の戦力が心もとないためこの位置とした。日大・創価は往路で突っ走る可能性があり、法政は山で盛り返すと、それぞれ見せ場は作るだろうが、エース・山担当者以外の区間でガス欠が起こりそうな点が気がかり。なお、関東学生連合も同じような理由で日大・創価・法政と同じような位置と予想した。

 

15位:神奈川大学

16位:明治大学

17位:拓殖大学

18位:中央大学

19位:筑波大学

20位:国士舘大学

 この辺りはオーダーからあまり「やりたいことができていない」大学および、全体的に力不足な感が否めない大学。神奈川・明治・中央はエースおよび脇を固める主力の配置に疑問符がつくようなオーダーで、特に神奈川大は1区、明治・中央は2区に多少不安を残している。

 国士舘および拓殖は留学生およびエース(鼡田および赤崎)以外の力不足、筑波は全体としての経験不足から厳しい結果となると予想する。とはいえ、それぞれ見せ場は作れ、かつ戸塚から繰り上げとなるような事態にはならないはずだ。