〼(ます)健の備忘録

置き去りにしてしまいそうな好奇心を残せたら良いな。

全日本大学駅伝展望

 明日に迫った全日本大学駅伝、順位など予想。

 

【優勝争い】

1位青山 橋詰−神林−鈴木−林−吉田祐−吉田圭−小野田森田

2位駒澤 片西加藤−伊勢−大成−伊東−大聖−堀合−山下

3位東海 塩澤−關−館沢−西田−西川−郡司−湊谷−湯澤

4位東洋 田上−西山−今西−小笹−渡邊−鈴木−山本−相澤

 

 とりあえず優勝争いに絡む大学についてクリティカルな情報は「東洋主力1枚故障」「2分半ならチャンスはある」という記事。山本の7区起用を示唆しているように見え、つまり1区田上の区間変更はないということを示している、と、考えた。そこで青学がハイペースに持ち込み、東洋が大きなビハインドを受けるとしたら…、と考えた上での予想。青学の優勝はここで鉄板だと思ったが、その下の順位は変化球気味にしてみた。

 駒澤はハイペースケアの1区片西からうまく流れに乗れるだろうと考えての2位予想。東海は序盤で突っ走るも駒澤に比べると終盤区間が心もとないと考えての3位予想。

 

【シード争い】

5位帝京 竹下−横井−岩佐−遠藤−小森−谷村−畔上−平田

6位中学 高橋−廣−栗原−吉田−石綿有馬市山−川村

7位順天 野口−藤曲−清水−塩尻澤藤山田橋本−難波

8位國學 臼井−浦野−青木−藤木−江島−茂原−土方−長谷

9位城西 西嶋−荻久保−大里−服部−中原−はげ下−鈴木−金子

 

 この辺りは主力が順調に見え、いいオーダーが組めているチームがシード権争いするのではないかと予想。そういった意味では順天・國學院は下馬評より高めに評価した。

 この中では帝京と中学が抜けて4位争いかな?帝京は横井、岩佐、畔上と複数浮上ポイントがあってつなぎ区間が強いのでこの中では最上位。中学は終始シード権内で戦うのではないか。順天は塩尻で強引に流れを引き戻して粘るスタイル。それこそ昨年度の出雲駅伝のように戦うのではないだろうか。國學院は全日本が得意目で、かつ5区では上位の実力がある江島の存在が大きい。城西は荻久保以降耐える区間が多くなってしまいそうなのがネック。

 

——

10位早稲 千明−宍倉−中谷−太田直−半澤−小澤吉田−清水

11位明治 鈴木阿部—三輪−小袖−中島−斉藤−角出−佐々木

12位神奈 山藤−安田−多和田−北崎−荻野−森−井手−越川

12位法政 青木−増田−佐藤−岡原−狩野−坂東−土井−大畑

13位日本 横山−竹元−野田−武田−松木−北野−ワンブイ−阿部

14位日体 池田−中川−宮崎−林田−志賀−岩室−廻谷−山口和

 

 このゾーンは経験不足、主力の状態不透明など少なからず不安要素があるために下位予想にしたチーム。早稲田、明治は経験不足、調子落ちは多少あってもタレントが揃っているのでうまく行けばシード権争いに近いところまで行くのではないだろうか。神奈川、日大は経験不足がネックになり、法政は三本柱の状態がまだ分からず、坂東の調子が落ちているのも明らか。日体はまた壁に跳ね返されるのではないか。

※「箱根駅伝への道」情報より、早稲田、法政の区間エントリー情報があったので、当校区間変更予想を一部変更しました。 

 

区間賞】

1区:橋詰(青学) 対抗:片西(駒澤)

2区:阿部(明治) 対抗:西山(東洋)

3区:館沢(東海) 対抗:中谷(早稲)

4区:塩尻(順天) 対抗:林(青学)

5区:吉田(青学) 対抗:西川(東海)

6区:中村(駒澤) 対抗:吉田(青学)

7区:ワンブイ(日大) 対抗:山本(東洋)

8区:森田(青学) 対抗:相澤(東洋)

 

 こうしてみると青山はつなぎ区間も層が厚いな、という印象で、どの区間でも区間賞が狙えるだろう。とはいえ、いろいろな区間にエース、主力が分散した影響で、区間賞を8大学で分け合うことも十分にありえるだろう。

 

 区間変更でガラッと変わった全日本大学駅伝、青学の優勝&三冠王手が濃厚だが、止めるチームはあるのか。そして拡大したシード権の行方はどうなるか。楽しみは尽きない。