全日本大学駅伝区間予想@神奈川大学
さて、しんどくなる前に全日本大学駅伝の区間予想の記事を書いていく。
今回全日本大学駅伝は区間長がそれぞれ変更がかかり、1区が唯一の10km以下区間になり、7区にも20km近くの距離になった。(詳しくは全日本大学駅伝HPを参照されたし)
個人的な意見としては
①1区〜4区は依然として主力が投入される
→やはり「流れ」は大切。
②1区は挑戦的な起用がされやすくなる
→距離が短く差がつきにくくなる分スピード型の選手、いわゆる成長株の選手でも起用しやすい。
③7区、8区のどちらかで「箱根9区」向きの選手が起用される
④優勝、シード権を狙うのであれば8区にロードエースを投入する
→昨年の鈴木健吾(神奈川)、一昨年の一色(青山)の例をみるに、終盤の長い区間は実力差が出やすい。かといってエース級2枚投入は難しいので、1人はエース級、もう1人はロード型の主軸、つまりは「箱根9区」向きの選手でお茶を濁す感じになるか。
以上、1ファンの予想というか分析軸。どうなるかは監督のみぞ知るところだが。
さて、こういう基準を作った上で予想をしてみる。すでにエントリーメンバーを公表した神奈川大学について。
◯エントリーメンバー
1年:川口・西方・安田響
2年:井手・小笠原・北崎
3年:荻野・越川・森・安田共
4年:枝村・多和田・山藤
今期13分台をマークしている杉(4年)と昨年出雲でデビューした宗(3年)がいないのが気になるところ。予選会に出ていないのは、1年の安田、西方、3年の森。大後監督は「全日本からの選手起用」を名言していたことにも着目。
◯区間配置予想
越川−山藤−荻野−井手−西方−北崎−多和田−安田共
まず序盤4区の人選。1区 は箱根を見据えて越川を投入。箱根予選会で学内トップとなり、そろそろ主要区間での叩き合いを経験させるのでは。そして2区にエース山藤、これで流れに乗る。3区は去年も担当した荻野。難しい位置と言われるが、去年の経験が生きるだろう。4区は多和田、井手で迷ったが、長距離区間に4年の多和田の方がいいと思ったので井手を抜擢、と予想。
7区、8区はその多和田と、安定感に定評がある安田共を投入。特に箱根予選会個人24位の多和田はシード権争いにおいてフィニッシャーとしての期待がかかる。
5区には「全日本から」組で、一番今期結果を残している西方、6区には昨年度から度々名前を見ていた北崎を予想。
現実的な目標は「2年連続シード」といったところか。駅伝経験の少なかったり、苦しい走りが続いていたりするセンスが多いので未知数な部分はあるが、シードが狙える戦力を有しているのは箱根予選会でも明らか。昨年度優勝校の意地を見せられるか。
と、いうことでぼちぼち予想屋稼業を再開する所存。よろしくです。