〼(ます)健の備忘録

置き去りにしてしまいそうな好奇心を残せたら良いな。

一番変わった食習慣について

FBにリンク貼ってポツポツと閲覧が増えたらしい、ので、早速なんか書いてみようかなと。

 

今日の夜ご飯は久しぶりにカレーを作った。その時冷蔵庫をふっと見て、宅飲みをした時に残った缶ビールが一本だけあったので、なんの気もなしに開けた。

 

これが、一人暮らし始めて一番の「食習慣」上の変化なのかも知れない。今まで「特に何もないのに飲むなんてありえない」と思っていたが、今では普通に夜ご飯の時に缶ビールや缶チューハイを開けている。

 

しかし、なぜなのか。折角なので考えてみた。

 

 

学生の頃から自分は飲むことに「憂さ晴らし」を求めていたことが時折あった。そのころは原理に無自覚で、「辛い時は酒を飲んで話せば落ち着く」ものだと、なんとなく思っていたからだった。

 

社会人になって、否が応でも慣れない仕事、残した仕事のことを考えてしまうような環境に置かれて、その度に飲むようになって、その「憂さ晴らし」の原理について自覚的になった。飲めば少し思考回路がショートしてしまう感覚があってその時だけは「考えたくないけど否応無く頭をよぎってしまう」ものを、失敗や辛いことを、考えずに済む、これが「憂さ晴らし」の正体なのかも知れない。

 

ジュースやコーヒーを買うときのように単に「美味しそうだから」という理由で買って衝動的に飲みたくなることもあるし、ストレスへの防御反応とか、そういう病理的な、無意識的な側面もあるのかも知れない。でも、少なくとも、自覚的な原因としては「否応無く考えてしまう嫌なことのシャットアウト」これが一番なように思う。

 

ビール1缶すでに開けた酔っ払いの思考と言われれば、それまでなのだけど。